税理士目指しながらいろいろ書く人のブログ

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『ラッカは静かに虐殺されている』

GW最終日、映画を観ました。

 

hirokimochizuki.hatenablog.com

 

このブログを見てから行きたかったのですが、なかなか日程が取れず…

公開日のシリア記者のトークがある上映に行きたかったのですが叶わず、

弟の退院日に行けそうな時間を逆算してチケットを買ったのですが、時間が押して間に合わず…(この話はまた改めて書くかと思います)

GW中に行きたいなと思ってHPを開くとオンデマンド配信が始まっていたので勢いで買って勢いで観ようと思ったら開始早々ドキュメンタリーだとは信じたくないような映像に思わず停止してしまいました。

深夜だったので寝られなくなると思って。。。

そうこうしてタイミングを計っているうちに、レンタルの72時間が経過。

もう、アホかと。

でも今観なければならない映画だと思ったので3度目の正直でオンデマンド購入。

この映画には3,000円以上使っている。(完全に自分の落ち度です)

 

アサド政権が失脚したシリアの首都、ラッカを占領したISと情報で戦う市民ジャーナリストたちの映画です。

(詳しくは上記ブログや公式サイトへ)

公開が決定した頃にはすでにラッカは解放されていましたが、…とはいえ、これは後で調べて知ったのですが、解放とは名ばかりの破壊・街の壊滅であり、ISよりも住民の犠牲者の方が多いような惨劇だったようです。

とはいえ、解放されていることを知っているので幾分か安心して観られると楽観していたのですが…

なんとこの映画の公開日に米国のシリアへの軍事攻撃が発表されました。

決してハッピーエンドではないドキュメンタリーの数奇すぎる悲運…。

 

大手メディアが報道しない現実、スマートフォンを武器に戦う市民ジャーナリスト、それを執拗に残虐な手段を用いて阻止しようとしたIS、逃亡先の国でのデモ…

これが今生きる世界と同じ世界の同じ時間が流れている現実なんて。

明日の日本がこうであっても不思議ではない。

でも、日本がそうなったとして、命を賭して世界に発信する日本人はどれだけいるのか。

多様性の脆弱性と、国への帰属意識の違いが気になりました。

 

『情報は武力よりも強い』

情報社会の在り方や本当に話が通じない相手との対峙について考えましたが、私は、もしかすると私たちは、知らないことが多すぎるかもしれない。

普段映画もテレビも観ない私ですが、これは多くの人に観て欲しい映画。

ただ、内容が内容なだけにそれは難しいだろうな。。。

 

政治や宗教や経済に関して、間違っていたっていい、意見をもっとオープンに語れる社会にしたい。

 

というのは壮大な目標なのですが、非力すぎて。

もっと強くなりたいものです。

 

という脱線ブログ。

4月の言い訳についてはまた近々にブログ更新します。

 

邦題『ラッカは静かに虐殺されている』(原題『CITY OF GHOSTS』)公式サイト

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